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環境とリネンリネンのこれから製品情報

「リネンは神から授かった最高の繊維」私どもは、そう信じています。

2008年秋より始まった金融危機に端を発した世界経済の混乱は、実体経済の悪化をもたらし、いつ回復するのか見通しすら立ちません。これと並行して、ここ数年環境問題への関心が高まり、「地球資源の有限」や「Co2発生を抑制できない経済成長モデルへの疑問」が高まっており、21世紀では経済と環境とのバランスに配慮することこそが、人類の発展の キーワードになっています。それらの意識の高まりの中で、リネンに注目する方々が増えて来ています。

リネンは年一度収穫される農作物(Flax)から作られます。その植物は廃棄する部分が無く、茎、葉、根、種まで全て有効に使われます。茎の上質部分は「糸・生地」に、種は「油」に、茎の先端部分や葉・根などは製紙用やプラスティックの代用に形成物の素材として使われています。石油由来の繊維ではありませんので、廃棄する時には自然に分解して土へ帰り、焼却しても有害な物質を発生させません。リネンは、人類の長い歴史文化の中で生活を支え、人々に愛され育まれた「古い繊維」の一つですが、今後地球環境の将来を見据えることが出来る可能性を持った「新しい繊維」でもあるのです。

リネンはとても成長力があり、農薬を使われることが少ない繊維の一つです。常に低農薬の畑で栽培されているといえますので、元々ECO-FRIENDLYな繊維の代表だといえるでしょう。しかしながら、昨今のオーガニックへの関心が高まっているため、さらに原料への管理を高めたGOTS基準での「オーガニックリネン」に取り組む生産者と紡績(イタリア・LCN社)も現れています。

リネンは欧州の歴史上最も身近に愛された繊維です。貴族や庶民に関わらず、生活と密着し暮らしに関わってきたことでしょう。現代に生きる私たちは、高機能の化学繊維を購入することもできますが、リネンが「しわ」になったりすることも、それをアイロン掛けすることも、また時が経つにつれ表情が変わっていくことも、リネンに対しても敬意と愛情を持って生活を楽しんでおられる方々が増えてきていると私どもは感じています(欧州の人々がそうだったように)。現代においては「日々の暮らし」の視点から、「環境」を考えることが出来るその「きっかけ」を与えてくれる繊維がリネンでありたいと私どもは願っています。それが「リネン=神から授かった最高の繊維」私どもの強い信念です。

AKAI は、リネンに対する正しく新しい情報を必要とされる皆様へ伝え、リネン様々な用途への進化を求めて行きたいと願っています。

 
 

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